『1』『2』でも「懐かしさ」をテーマにしていませんでしたか?

2015年07月30日 09:41
同じ懐かしさでも『3』とはちょっと違いますね。『1』『2』は時代に対するノスタルジーで、『3』はゲームに対する懐かしさです。『1』『2』をつくっていたころは、ターゲットユーザーが10代後半から20代前半と若かったので、そういったユーザーに対して1986年という、昭和の香りを色濃く残す街の文化に触れてもらって、ノスタルジックになってもらうことでした。それに対して『3』は、ゲームとしての『1』『2』を懐かしく思ってもらうことですね。
 
―――ちょっと時系列を整理すると、『1』『2』が発売されたのは2000年、2001年です。『1』の舞台は1986年の横須賀ですから、当時のユーザーが仮に20歳だったとしたら、自分が6歳の頃の話になるわけですね
 
懐かしさどころの話じゃないですよね。まだ子どもの頃の話だから。ノスタルジーと共に、こんな世界が昔はあったんだという、異世界に近い体験かもしれません。